密林で「封印作品」についての書籍が安くなっていたので
購入し読んで見たのだが、当時の資料や関係者のインタビューなど
綿密な内容に感心させられ、実に面白く拝読した
だが、Wikiなどで同作品の経緯などを参照すると
やはり作品に関わった別の関係者の証言には
話の食い違いや正反対の意見もあって
(そもそもWikiは資料として正確ではないが)
従来、何かの事件が発生した場合
当事者や目撃者の証言が絶対であると自分は思い込んでいたけど
関係者たち複数人が同じ経験をしたとしても
その感じ方は個人によって差異があり、時には正確さに欠け
関係者すべての証言や背景などを集め
公平で多角的な視点から徹底検証しなければ
事の真実を探り出すのは不可能であると思うに至った
いくら関係者の証言があっても、自分の立場を悪く言う人は少ない
仮に自分が悪くても「相手の所為だ」と信じ込む人だって居る訳だし
そうなるともう証言の信用性まで疑われてしまう
なるほど、事件が発生し目撃者や証言者が居たのに
事件の詳細がハッキリしないと報道されたりすると
「実際に見た人が居るのに、わからないなんてあるの?」とよく思ったが
こう言う事情だったんだなぁ…
証人は大切な存在ではあるけど、すべて鵜呑みには出来ないって事か
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